メンバーインタビュー〜奥村正樹さん編〜

メンバーインタビューは

前回に引き続き奥村正樹さんです。

前回はSpolink JAPANについて教えていただきましたが
今回は奥村さんの個人の活動などについても詳しく聞いていきます!

今回のインタビュアーはSpolink JAPAN学生班&インスタ班上野愛美香です!

上野愛美香
・医学部2年
・フィンスイミング、競泳、マイナースポーツ
インスタグラム班の新企画が3月から始動します!
面白くためになる内容を発信できるようにインスタ班一同頑張っていきます!
これからもSpolinkJAPAN の発展やマイナースポーツの医療体制・競技環境の改善に取り組んでいきたいと考えております!

現在どのような活動をしている?

上野:ここからは奥村さんのことについて詳しく聞いていきたいと思います!
奥村さんは鍼灸師・ATの資格をお持ちですが具体的にどのような活動をされているんでしょうか?

奥村さん主にパーソナルトレーナーとして一般の方からアスリートの方のサポートさせていただいています。
他にはセミナー講師なども時々しています。

上野:奥村さんの指導は1セッションいくらですか!?

奥村さん一般の方は12000円で学生さんは7000円でやっています。時間は90〜120分です。

上野:セッションはどのように進めているんですか?

奥村さん僕は鍼灸師とATでもあるので治療の部分からケガした後の最初のリハビリテーションからパフォーマンスアップまで含めて幅広くサポートさせてもらっています。なのでケガしたばっかりの選手であれば鍼灸を使ったりして治療したり、患部が回復してきたら運動療法をしたり、そこからよりパフォーマンスにつなげるためのトレーニングをしています。

上野:鍼灸とATを選手の状態に合わせて使い分けているという感じなんですね!

奥村さん:そうですね。選手の話を聞くことを大切にしていて、どういうニーズがあるのかを聞いてその日の状態に合わせてコンディショニングを良くしたければ施術をしたり、調子が良ければトレーニングを多くしたりします。試合がいつあるのか?などの状況なども考慮してセッションをしています。

鍼灸師・アスレティックトレーナーを選んだ理由は?

上野:続いて、鍼灸師とアスレティックトレーナー(AT)の資格を選んだ理由を教えてください。

奥村さん:将来Jリーグで活動するときはATを持っていた方がいいのは自分で調べていて知っていたので取得しようと考えていました。トレーナーに関することを5人のトレーナーの方々へ相談する機会がありその時に5人全員が口を揃えて「鍼灸も持っておけ!」と言われそれまではスポーツ系大学へ進学予定だったのを高校3年生の12月に急遽「鍼灸師の資格を取得」へ進路変更をしました。
どの学校に行ったらいいかをその相談したトレーナーさんに聞いたら「花田学園へいけ」と言われて「わかりました!」と花田学園の最終募集に申し込んで進学しました。

上野:5人のトレーナーさんに鍼灸師をおすすめされたということですが、実際に鍼灸のメリットを感じることありますか?

奥村さん:僕個人として感じているメリットは2つあります。1つ目が鍼を使って直接治療ができるということです。腫れていたりとかちょっとお腹が痛い時に患部を使わないような治療が鍼灸ではできたり、筋肉が張っているという時に鍼で直接アプローチができることです。2つ目は東洋医学を学べたことです。西洋医学ももちろん大切ですが、東洋医学の考え方の身体をどう診ていくか、どう整えていくか?などの概念などが学べたことがよかったです。

上野:サッカー選手は鍼灸を受けているという話をよく聞きます!

奥村さん:アスリートは鍼灸を受けたことがあるという人は多いかと思います。筋肉のハリなどは手とかでほぐすよりも鍼を使う方が即効性が高いという印象があるのでそういったところで受ける人が多いと思います。

どんな学生でしたか?

上野:どのような学生時代を過ごしていましたか?また当時意識していたことを教えてください!

奥村さん:学生の時は一応まじめには勉強していました!(笑)僕はギリギリに申し込みをしたので夜間部に入ったのでクラスには高卒の人がいなくて、一番近くて専門学校を卒業して再び入学した人や上は50〜60代の方もいました。その中で成績は3番以内になるように常に勉強していました。
心がけていたことは、”Jリーグで働きたい”という目標があったのでサッカーの人脈を3年間で作ろうと思っていて学校外の活動をしたり、縁があってサッカー関係の仕事があった時に周りに「サッカー関係で仕事をしたい」と伝えていました。

上野:これからスポーツに関わる仕事につきたいと考えてる学生へ向けてメッセージなどあればお願いします。

奥村さん:そうですね。学生さんから相談されることもありますが、やっぱりスポーツに関わりたいという強い熱意、選手のために役に立ちたいという思いがあれば自然と道は開けてくると思います。僕の同期は20名くらいいたんですけど、今スポーツの現場で活動している人は僕を含め5〜6人くらいです。それ以外の方は熱意がスポーツから離れてしまったというところなので、やっぱりスポーツに対する思い(自分の好きな競技などに対する思いなど)を持って活動できるかというのが一番なのかなと思っています。

スポーツに関わる仕事はぶっちゃけ儲かりますか!?

上野:ぶっちゃけスポーツに関わる仕事は儲かりますか!?


奥村さん:え〜っと(笑)、ぶっちゃけますとそんなに儲からないと思います。マイナースポーツなどもあったり、結果を出して儲かるのはあくまで選手ですからね。僕らはやっぱり裏方なので正直大きくは儲からないかなと思います。ですが、スポーツを通じての感動などを間近で感じられるのはお金には変えられない価値の一つだと思います。

上野:今まで仕事をしていて感動した経験はありますか?

奥村さん:そうですね、サポートさせてもらったチームや選手が大会で優勝したら嬉しいですし、少し前になりますけど自分の夢を追っていた方が僕にサポートをお願いしてくれてその方がその思いを一緒に実現できた時などはやっててよかったなと思います。

上野:それがトレーナーの醍醐味の一つですね!

奥村さん:そうですね!選手の方やチームの目標が実現できるためのお手伝いができることが一番嬉しいことですね!

海外でのトレーナー事情は!?

上野:奥村さんはイギリスやタイでトレーナー活動をされていたということですが給料事情はどうでしたか?

奥村さん:イギリスは正式に契約できれば最低保証の額が決まっています。でもビザを取るのが難しかったです。イギリスでもタイでも生活に困りはしないけど裕福ではないくらいの給料をもらっていました。

上野:海外にいた時の恋愛事情はどうでしたか??

奥村さん:当時は日本に彼女がいたので遠距離恋愛をしていました。なので現地に遊びに来てくれたりもありました。恋愛ではないですが、語学を教えてくれる友達ができて月に2〜3回友達の家に食べにいくようなこともありました。とても人に恵まれていましたね!

上野:もともと英語は喋れたんですか?

奥村さん:イギリスに行った時は話せなかったです。できるのは簡単な挨拶くらいでした。

上野:それでも選手とコミュニケーションは取れたんですか?

奥村さん:やっぱり、こっちの治したいという思いとかは言葉じゃなくても意外と伝わるなと思いました。あとは鍼灸などの治療ができたので言葉はわからなくても体の動きや触った感覚でなんとなくわかったので、それで対応ができて選手がどんどん信用してくれて段々コミュニケーションが取れるようになっていきました。語学の壁はメディカルの部分は意外とできなくてもなんとかなると思います。

上野:海外での仕事はどのように獲得されたんですか?

奥村さん:僕はまずサッカーの仕事は飛び込みをしました。自分からどんどんメールやサッカーやっているところに「仕事をしたい」と伝えたりしました。結局は回り回って日本人の知り合いの紹介などから仕事がきたりしました。一度つながると別の機会にそこからの紹介で仕事がきたりしました。最初にどれだけ頑張るかが大切だと思います。

上野:やはり人脈を作ることが大切なんですね!

奥村さん:そうですね。やっぱりスポーツの世界はご縁だと思うので、多くの方と交流したり自分を知ってもらったりするのは大事かなと思います。

SNSの活用方法や注意点はありますか?

上野:奥村さんといえばTwitterのフォロワー数が多いことで有名ですが、SNSの活用方法や注意点などがあれば教えてください。


奥村さん:僕がSNSを始めるきっかけとなったのがイギリスにいる時なんです。当時のTwitterのイメージは「〜なう」というようなことをつぶやくものだと思っていてやる必要を感じていませんでしが、当時お世話になった日本人の方が「せっかく現地でこういう経験しているんだからそういうのは自分から発信していくのがいいよ」と言ってくださったのがきっかけでした。
それでどういったことを発信していけばいいのかと考えた時に”自分が見てきたことや感じたこと”をつぶやいたりしたんですよね。僕の場合はたまたま日本代表の岡崎慎司選手とご縁があり、岡崎選手が当時所属していたレスターの試合をたくさん見させていただけました。あの時のレスターは優勝したシーズンだったのでそういった試合を見て感じた選手の動きの投稿をしていったのがフォロワーが増えていったきっかけです。
そこからフォロワーの皆さんがそこにいきたいというニーズがわかったので現地の選手がどういったストレッチやトレーニングをしていたのかというのを投稿したことでフォロワーが一時期4万人ほどになりました。

上野:うまく活用すると自分のこともより知ってもらえるということですよね。

奥村さん:そうですね、ただ僕がフォロワーが増えて一番よかったことは、知ってもらえるというのももちろんなんですがSNSを使っていなくても元々有名な方がフォロワーが多いということで興味を持ってもらえて会ってもらえることもありました。SNSだから繋がれた方もたくさんいてそれこそSpolink Japanのメンバーもほとんどそうです。そういったことがあったので始めてよかったなと思っています。

上野:そういった形で活用するといいんですね。

奥村さん:そうですね。その中で僕の中で2つルールにしていることがあって1つは”批判的なことはつぶやかない”ことです。特に特定の誰かに対してはしません。そういったことはいい方向にはいかないのでやらないようにしています。もう1つは選手の方のリスペクトを兼ねて選手のかたの動画などを載せる時は必ず”〇〇選手”とつけるようにしています。

上野:細かい配慮ですね。

奥村さん:なくてもいいかもしれませんが、僕の中でルールとして決めていることです。

初対面の人とのコミュニケーションのコツはありますか!?

上野:初対面の人と話すときのコミュニケーション力の極意などがあれば教えてください!

奥村さん:僕は元々人見知りをしないタイプなんです。育ってきた環境も関係していると思います。生まれてすぐにマレーシアの方にいっていて現地の幼稚園とかにいっていたのでそこで自分を出す練習は自然としていたのかもしれません。
あとは一人っ子なので年上の方といる環境は多かったのもあると思います。初対面の方と話すときに大切にしていることはお互いの共通点はあるかな?というのは見つけるようにしています。そこから何かの話を膨らませられたらいいなと思っています。趣味だったり、出身地域が一緒だ!などですね。
一つは共通の話題を見つけるというのは心がけています。

仕事の失敗談はありますか?

上野:最後になんですが、仕事の失敗談はありますか?

奥村さん:そうですね、失敗というのは結構いっぱいしてきています。例えばリハビリ中の選手を僕の失敗でケガをしてしまったり、ケガを悪化させてしまったこともあります。そういう時は選手の方には本当に申し訳なかったですね。
あとは・・・失敗はたくさんありますよ。細かいことだと現場に忘れ物したことだったりとか(笑)

上野:では失敗した時にどう次に繋げていくようにしていますか?

奥村さん:失敗してしまったあとは同じ失敗を2度としないよいうに、復習したり勉強が足りなければ勉強し直したりします。失敗してしまった選手に対しては次の可能性の提示をしていくように心がけています。

上野:これで質問は以上になります。奥村さんありがとうございました!

奥村さん:ありがとうございました!

インタビューの動画はインスタで見れます!

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