【第73回 Spolink & encounterセミナーレポート】サッカーの競技特性とトレーナーとしての関わり方~海外における経験も踏まえて~

こんにちは。ブログ班の山城です。
今回は新年1回目のセミナーのレポートです。

2022年一発目はこの方!

Spolink JAPAN代表の奥村正樹さん

イギリスやタイなどのサッカーチームのトレーナーとして活動していた
奥村さんはどのようにしてそこまで辿り着けたのか?

など海外で活動を目指している方々にはとても興味がある内容だったのではないでしょうか?

「ハロー」から始まった海外への挑戦

「いつかJリーグで通訳なしで海外選手とコミュニケーションが取りたい」

この思いから25歳の奥村さんは海外に挑戦したそうです。

海外に挑戦するからには英語がある程度話せたり、働く場所が決まっていたんだろうかと思いきや
「ハロー、ハウアーユー?」程度の英語力、働く場所も決まっていない状態で渡英したそうです。

渡英してからは至る所のサッカーチームに履歴書を送りまくって
下部リーグのチームにトレーナーとして所属できたそうです。

奥村さんの行動力にはいつも驚かされます。
準備万端にすることも大切ですがそれと共に勢いも大切なんだなと感じます。

思い立ったらある程度準備して行動!
できる時にやることがチャンスを逃さないための秘訣ですね。

チームに所属した奥村さんはコンディショニング管理、マッサージやリハビリなどを担当したそうです。
現場ではトップレベルの選手の身体・考え方を知ることになったそうです。

その時の経験が現在の活動の原点になっているとのことでした。

トップ選手の筋肉は非常に柔らかいそうです。
いつか実際に筋肉の柔さを感じてみたいですね。

奥村さんのもう少し詳しい活動はこちら

サッカーで多いケガの部位と種類

サッカーで起きるスポーツ障害約70%下半身に集中しているそうです。
脚をメインに使うスポーツですから多くなるのはしょうがないですよね。

ケガの部位で一番多いのは大腿部、次いで足関節だそうです。

エリートレベルでの傷害発生率1000時間あたり約10〜50件だそうです。
単純計算で50件だとすると20時間に1件の傷害が発生する計算になりますね。

そのほかケガしやすいポジションの話や
どのような状況でケガが起きやすいのかという話をしていただきました。

プレミアリーグのの選手はケガが少ないポジションであるとはいえ
激しいプレーが多くなるのでディフェンダーであったとしても足がいつも傷だらけで腫れていたそうです。

一番多いケガの種類は”肉離れ”が一番多く、
これはJ1や海外を対象とした調査でも同じ結果になったそうです。

一流れべるの全サッカー傷害の16%を大腿部の筋損傷が占めることが明らかになっているそうです。

他のケガの話としては捻挫のしやすいポジションはディフェンダーの方が多いなど
サッカーに関わっていない僕はフォワードが多いと思っていたので意外でした。

トレーナーとしての関わり方

後半はトレーナーとしての選手との関わり方をお話ししていただきました。

まずはイングランドでのトレーナーとの関わり方を教えていただきました。
イングランドではアカデミーの選手(U-9)から何かあると
まずチームのトレーナーやスポーツサイエンティストに相談するとのことでした。
そこからチームドクターに診てもらうそうです。

パフォーマンスが上がらないという相談を受けた際に
話を聞いていくと「心の悩みが影響しているんではないか?」
ということもあったそうで医師へ引き継いだこともあるそうです。

リハビリやトレーニングの体のサポートのみならず心のサポートをするのも
トレーナーの役割の一つだと感じました。

 

また長期離脱のケガのサポートに対する難しさもお話しいただきました。
難しいパターンとしては
・痛みがなかなか取れない
・元のパフォーマンスに戻らない
・プレーするのが怖い
などが挙げられていました。

中にはケガをきっかけに自信を無くしてしまい
プレーをするのが怖くなってしまう選手もいるそうです。

ケガのサポートと一言でいえども
トレーニングのボリュームから心の面まで幅広く
サポートすることが必要だと改めて感じられる内容でした。

 

感想

海外でトレーナーを経験されている方の話を聞くのは
個人的に好きなので今回の話はとても面白かったです。

直接関わっていないサッカーのケガの話を解説してくれたので
今後サッカー選手と関わることがあれば参考にしたいと思える内容でした。

 

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