【第59回 Spolink & encounterセミナーレポート】ウォーミングアップマニュアル活用〜一般的な流れの解説と競技ごとの特徴紹介〜

ブログ班の山城です!

1年延期をして開催までも様々な意見がある中で開催したオリンピックも
ついに閉会を迎えました。

たくさんの感動がありましたね。

勝利した選手、負けた選手の両方の涙にもらい泣きして
いつからこんなに涙脆くなったんだと感じました。笑

様々な競技を見ていく中で
試合が始まる前のウォーミングアップを見てどんなことをやっているのかな?
うちでも参考にしようかな?
と思ったのではないでしょうか。

今回はウオーミングアップに関するウェビナーです!

Spolink JAPANがウォーミングアップマニュアルを作成したので
そちらの使い方の説明もあります!

マニュアルのダウンロードもぜひ!

ウォーミングアップマニュアル

講師紹介!

今回の講師は
藁科 侑希(わらしな ゆうき) 先生
・東京経済大学 全学共通教育センター 特任講師
・博士(スポーツ医学 筑波大学)
・日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
・日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
・日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
・NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
・NSCA認定パーソナルトレーナー
・高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
・中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
・赤十字救急法救急員

藁科先生は普段は東京経済学で体育スポーツの教員をされているそうです。
資格もたくさんで幅広い知識をお持ちです。

藁科先生はSNSで積極的に発信しており毎日投稿しているのだとか!

参考になる動画もたくさんあるので
ぜひ藁科先生の各SNSをチェックしてください!

 

ウォーミングアップマニュアル活用

セミナーは
前半:ウォーミングアップマニュアルの解説
後半:実例紹介とディスカッション
という流れで進行していきました。

ウォーミングアップの目的としては主にこの3点
・パフォーマンスの向上
・トレーニングの効率化
・外傷・障害予防

この目的についてエビデンスをもとに解説していただきました。
効果を示すエビデンスとしては1940年代からあり、
昔から必要性は科学的にも証明されていたんですね。

ウォーミングアップの種類の
・パッシブ (受動的)・・・赤外線照射、超音波、温浴、マッサージなど
・アクティブ(一般的)・・・ ストレッチング、柔軟体操、ジョギング、ランニングなど
・アクティブ(専門的)・・・主運動と同じ運動で少し強度としたものあるいは主運動を分解した動作
を説明していただきました。

そしてウオーミングアップマニュアルの下の狙いと効果の7つの項目についても説明していただきました。

ウォーミングアップの主な効果は
体温の上昇によって身体機能を高めること

そしてウォーミングアップをすることで
「良い動きができるようになる」ということが最終的な目的になるということで

良い動きとは何か?というところも解説してもらいました。
論文を用いて解説してもらい、いい動きとは何かがはっきりしました。

そこで面白かったのは
「フォーム指導はきっちりしすぎないほうがいい。フォームを正確にしすぎると正確性が低くなる」
ということです。

セミナーに参加した方も同じ反応だったのではないでしょうか。

セミナーの後半は実際に行っているエクササイズの意識するポイントの例を紹介していただき参考になりました。

参加者の皆さんとのディスカッションでは
競技によってもアップに取り入れてる種目が違う
さらにパラ競技の場合は障がいの違いによってもアップの方法が違いがあり難しいということでした。

ウォーミングアップも考えることが多く、種目によって大きく違いが出るということがわかりました。

なぜウォーミングアップが必要なのかがとてもわかりやすい講義でした。

藁科先生がセミナー内でおっしゃっていた
ランジエクササイズの動画はこちらです!

 

ウォーミングアップマニュアルはこちら!

【第60回 Spolink & encounterセミナー】BOC公認アスレティックトレーナーとは~アメリカでATを学びたい、働きたい人へ~

次回はアメリカでATを学びたい、働きたい人へというテーマです!

トレーナーの本場といえばアメリカ
そのアメリカでATCを取得し活動していいた宮口先生に
テーマの内容や皆さんが疑問に思っていることを解説していただきます。

講師は宮口一誠 先生
・BOC -ATC
・鍼灸接骨院
・高校ラグビー部

申し込み

 

 

 

関連記事

  1. 【第37回 Spolink & encounterセミナー】海外トレーナーの現状~モンゴルで5年活動してきたからこそ見えてきたもの

  2. 【第74回 Spolink & encounterセミナーレポート】明日から活かせる血液検査結果の見方~コンディション管理の指標として~

  3. 【オンライン交流会レポート】第2回スポーツ医療者を目指す学生のZOOM交流会  

  4. 第3回Spolinkオンラインセミナー「ONE TAPとコンディショニング」

  5. Spolink JAPAN結成秘話

  6. 【第58回 Spolink & encounterセミナー】階級制競技の栄養サポート/特に柔道のウエイトコントロールについて