鍼灸師とは
はり師・きゅう師とは、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。
主に鍼灸院や鍼灸・整骨院、病院、スポーツ現場などにおいて活躍しています。
鍼灸とは
鍼灸とは東洋医学の考えをもとに、鍼や灸で経穴(ツボ)に刺激を入れることができます。
そうすることで気・血の流れを良くし、体のバランスを整え免疫力を向上させることができます。
肩こりや腰痛などの体の痛みだけでなく、消化器疾患や不眠症、心の病、婦人科系疾患、小児の疾患など不定愁訴にも対応できます。
症状により鍼と灸を使い分けます。
また、「神経痛」「リウマチ」「腰痛症」「五十肩(肩関節周囲炎)」「頚腕症候群」「頸椎捻挫後遺症」は医師の同意があれば保険適応できます。
スポーツとの関わり
怪我の早期回復、痛みの除去、メンタルケア、コンディショニングなどを主に行います。
西洋医学とは違い、東洋医学は問診や脈・腹・舌を見てその日の体調を確認し、必要であれば施術してベストコンディションで臨めるようにします。
また試合のプレッシャーでの吐き気や頭痛、不眠など、そして女子選手の運動性無月経などの女性特有な疾患にも対応できます。
東洋医学の知識を持つはり師・きゅう師は、西洋医学とうまく連携し選手やチームのサポートをすることが務めだと思います。