【第37回 Spolink & encounterセミナー】海外トレーナーの現状~モンゴルで5年活動してきたからこそ見えてきたもの

37回オンラインセミナーレポート

こんにちは。ブログライター班の福永です。

 

37回オンラインセミナーの内容をお届けします。

【講師】錦戸雅俊先生(柔道整復師、トレーナー)

【テーマ】海外トレーナーの現状~モンゴルで5年活動してきたからこそ見えてきたもの

その前に、錦戸先生ご本人によるセミナー事前レポートは見ていただきましたか?

セミナー事前レポート【第37回Spolink & encounterセミナー】

 

今回は、そのクイズの答え合わせのような

アンサーソング、いやアンサーセミナーをお届けします!

モンゴルの特徴

 

まずは、知っているようで知らないモンゴルについて。

国技はモンゴル相撲、競馬、弓矢。

緯度は北海道と同じくらいで、年中涼しく冬は-29℃まで冷え込むそうです。

馬が多く飼われているので、落馬によるケガが多いそう

モンゴルならではですね。

これ以外にも、いろいろありましたが割愛

 スポリンクメンバーは、アーカイブをチェックです☺︎

モンゴルの医療体制

モンゴルの医療体制については、まだまだ発展途上であり、

一般的に普及しているのは中医学から派生したモンゴル伝統医療だそうです。

 

モンゴルで怪我をした場合の一般的な処置をお伝えすると、

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まずは画像検査!!

医師の診察の・前・に・画像検査!

基本的に、骨や関節の異常以外は軟部組織損傷!!!

とのことです。逆に気持ちいいくらいざっくりしています。

脳震盪には⚫︎⚫︎

そして一番衝撃的だったのが、脳震盪(のうしんとう)には○○せよ!!

 

セミナーで、サッカーの試合での脳震盪受傷シーンの動画が紹介されていました。

受傷後に選手の意識がなくなり、スタッフが駆け寄り

モンゴルのトレーナーが真っ先に行ったのは、なんと首と胸のマッサージ!

モンゴルでは脳震盪が起こると脳が膨れ、脚の長さが変わると考えられているため、首と胸周りのマッサージをして頭の貯留物を胴体の方に流していくのだそうです!!

評価基準は頭周径・脚の長さを測って術前術後を比べる!

 

これだけ基にする医療知識や技術が異なる中で、相手の主張も尊重しながらチームを円滑にサポートするって凄すぎませんか

言葉の壁以上に、コミュニケーションスキルが必要とされそうです。

モンゴルで変わったこと

後半は、ご自身がモンゴルでのトレーナーを経験された中で培った人生観を話してくださいました。

 

1 モンゴルで関わったチームとの繋がりの作り方全公開

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なぜモンゴルで活動しようと思ったのか、どのようにつながりを作ったのか。

大学卒業後にそのまま単身海を渡り仕事をする苦労・悩み。実際の報酬の決まり方までシビアに教えてくださいました。

 

2 関わる国への愛とリスペクト

セミナーでは、数々のモンゴルのトンデモ医療のことや経済的な問題、世界との遅れに触れながらも、モンゴル愛にあふれていました。

どんな事情があっても文化の違いがあっても、目の前の選手のためにできることをする。

選手の信じてきた伝統医療の考え方を尊重した上で施術を提案する。

そして、代表選手のサポートをして国を背負う感動、モンゴルでしかできない経験が熱く語られていました。

 

3 嬉しく思う瞬間

・在留邦人にとって日本語で相談できる力強い存在という信頼をもらえた

・トレーナーの競合他社がいないので誰もが自分を頼ってくれる

・全てやらないといけないので責任重大だがやりがいがある

・日本人が親しみを持たれているので気さくに相談してくれる(だからこそ自分もそのイメージをつなぐために誇りを持って行動できる。)

モンゴルにトレーナーが自分しかいない環境

本当に想像もできないような重圧と使命感と達成感が満載なのだろうと感じました。

 

最後は、海外での活動を後押しする力強いエールで締めくくられていました。

また、後日談でこんなことも!

https://twitter.com/kentaro_muraki/status/1368452878642286594?s=29

モンゴルや海外で活動されたい方!!

ぜひ錦戸先生に相談してみてください♪

https://twitter.com/nishi_249/status/1267382107547906048?s=21

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