【第60回 Spolink & encounterセミナーレポート】BOC公認アスレティックトレーナーとは~アメリカでATを学びたい、働きたい人へ~

【第60 Spolink & encounterセミナーレポート】BOC公認アスレティックトレーナーとは~アメリカでATを学びたい、働きたい人へ~

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こんにちは!ブログ班の錦戸です。

812日(木)に行われたセミナーのレポートとなります。

 

先日、東京オリンピックが開催され、英語の必要性を感じたり、海外で活動することに興味を持った方々がいらっしゃるのではないでしょうか?

海外で活動経験のある方々は、日本人の繊細さや思いやりは特徴であり武器の一つであるというお話をよくされます。私自身、モンゴルという異国の地で活動をして5年が過ぎようとしています。

海外にて、日本人の需要というのは高いと感じております。

今回は、アメリカでアスレティックトレーナー(以下、ATと称す)の資格であるBCO-ATを取得した宮口先生にお話をしていただきました。

アメリカでATを取得したい、またはアメリカで活動することを考える方にとっては非常に貴重な情報をお聞きすることができました。

登壇者紹介

【講師】

 宮口 一誠(ミヤグチ イッセイ)先生

  ・BOC -ATC

  ・鍼灸接骨院

  ・高校ラグビー部

Spolink JAPANメンバーでもある宮口先生は、高校卒業後に渡米して、半年間は語学学校へ。その後、ATに関する大学および修士課程を修了して帰国。現在は、京都の鍼灸接骨院や大阪の高校ラグビー部で活動をされているそうです。また、Therapist Englishというオンラインレッスンも行っており、医療従事者を対象に英語を教えておられます。

 

【ファシリテーター】

 奥村 正樹(オクムラ マサキ) 先生

  ・Spolink JAPAN代表

  ・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー / 鍼灸師

 

BOC公認ATとは

医師の指示または協力のもと活動する医療従事者と定義されており、米国医師会によって医療業として認められているようです。

日本のATは医療従事者とは認められていないので、ここが大きな違いだと感じました。

活動内容は双方似ていて、外傷障害の予防から治療、リハビリテーションまで行なうそうです。

その中でもBOC-ATの特徴の一つとして、脳震盪の判断や復帰許可をしても良いことを挙げられておりました。

就職先について、スポーツ現場はもちろんのこと、産業医のような形として工場などで活動する方もいるようです。

 

この資格は現在、大学院でしか取得することができないため、日本およびアメリカにて大学を卒業することが必須条件となっているようです。

以前の受験資格はインターンして認められればOKであったり、大学および大学院のプログラムを2年受ければOKであったりする時期があったようです。

最新の情報をしっかり手に入れなくてはなりませんね。

 

ハードルが高くなったことに伴い、習得できる技術や知識も向上しているそうです。より洗練されたATになることが想像できます。

とは言え、まずは何といっても語学能力。大学院に入ったところで、英語ができなければ学ぶことはできません。日本人は語学学校に入学して、TOEFLに合格するか語学学校の全過程を修了する必要があるそうです。

 

カリキュラム・施設紹介

宮口先生が通われていた学校はUniversity of Central Arkansas, M.S. in Athletic Training

そこで何を学んできたのか、またはどのような施設や設備があったのかを紹介していただきました。

文章で表現するよりかは実際に見た方がわかりやすいかと思います。

セミナー内でも用いられていた学校のHPをご覧ください。

カリキュラム⇒https://uca.edu/exss/m-s-in-athletic-training-courses/

施設写真⇒https://uca.edu/exss/athletic-training-facilities/

 

これからアメリカでATを取りたい、働きたい人へ

アメリカに留学・就職することは非常に華やかな印象があるのではないでしょうか?

ですが、現実はそんなに甘くなく、宮口先生は何といっても圧倒的な勉強量が必要だと話されておりました。

また、授業料は年間150万程であり、生活面も含めて卒業までに1000万くらいは覚悟しなければならなかったり、意欲がいくらあってもVISAが下りずに帰国せざるを得ない日本人が98%もいたりするそうです。

夢を見るだけではなく、そのためには何が必要なのかをしっかりと事前に調べておくことが重要ですね。

調べるにも出回っている情報には限りがあったり、何より行かなきゃわからないことばかりであったりするということは、モンゴルに来た私も非常に感じます。

そこで大事になってくるのが、経験者の話を聞くこと。宮口先生は高校生の時に、アメリカでATを取った方に話を聞いて学校を決め、準備をしていたそうです。

今日、SNSが発達しており、気軽に連絡を取ることも可能です。興味がある場合、このようなセミナーに参加をしたり、SNSで繋がったりすることは必要不可欠だと思いました。

 

そして、今回最も心に響いた言葉が

「アメリカで学びたい、ATを取りたいという明確な理由があるならばお金とかなんとか迷っていてもいくべき」

アメリカでATを学ぶケースは、高卒が珍しいくらいで社会人経験者も多数おり、年齢は関係ないとおっしゃっておりました。

また、英語を勉強するなら簡単なものからはじめ、あとは現地に行ってから学ぶことがほとんどであったそうです。

本当にやりたいことであれば、どんどん行動していくべきだと感じました。

 

Therapist English

講師紹介でも書きましたが、宮口先生がオンライン上で英語のレッスンを行っておられます。

定員は各回5名であり、3ヵ月で問診や評価などの対応できるように指導されているそうです。

現在3期生が始まり、すでに次の4期生は埋まっているみたいです。

5期生が20222月からを予定しているそうなので、興味のある方はぜひ宮口先生に直接連絡をしてみてください。

実際に活動で使ってきた活きた英語を学べる機会はなかなかないと思います。

迷っている方は、1期生の方が書いたnoteを参考にしてみてください⇒「Do you know “Therapist English”?

 

下の画像をクリックしたら、宮口先生のTwitterアカウントに飛びます。

最後に

Spolink JAPANのセミナーを拝見して度々思うことがあります。

それは質疑応答やファシリテーターとの何気ない会話が興味深かったり、思いがけない気づきがあったりすること。奥村先生の相手から引き出す能力は素晴らしいなと感じております。

ぜひみなさんも今後リアルタイムで参加したり、および積極的に質問してみるのもいいかもしれませんね。

 

セミナーの感想

https://twitter.com/kunibon_AT/status/1426107642292817942?s=20

https://twitter.com/ptah1120/status/1425924388998709249?s=20

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