第4回Spolinkオンラインセミナー「スポーツと消化管のコンディショニング」

SpolinkJAPANブログ班の松原です。

ようやく39県で緊急事態宣言が解除されましたね。

医学部の実習はまだ再開の目処が立っていませんが、僕はだんだんこの生活にも慣れてきました。

皆さんも緊急事態宣言が解除されてすぐに元通りとはいかないと思いますが、もう少し頑張っていきましょう。

第4回Spolinkオンラインセミナー開催

そんな中、今週もSpolinkオンラインセミナーが開催されました。

今回のテーマは「スポーツと消化管のコンディショニング」について。

講師は北九州総合病院で消化器内科医として活躍されている烏山司先生です。

ファシリテーターは皆さんおなじみの奥村正樹(@Masa199901)さんです。

骨や筋肉といった運動器とは違って目にも見えないしおろそかにされがちですが、スポーツをする上で栄養を身体に取り込む消化器は非常に大切ですよね。

僕も消化器は完全に盲点だったのですが、同じような人が多かったのか、なんと、今回のオンラインセミナーは300名以上の方から申し込みがあったそうです!

そんなスポーツ選手にとって大切な消化器ですが、烏山先生によると、激しい運動によって胃酸の逆流が起こったり、消化管に送られる血液が減少して小腸の構造が壊れてしまったり、虚血性大腸炎を引き起こしてしまったりと、スポーツ選手の消化管にはかなりのダメージがかかっているそうです。

その他にも、痛み止めとして用いられるロキソニンが胃や小腸にダメージを与えることや、試合前の緊張による過敏性腸炎、排便とコンディショニングの関係、栄養補給のタイミングや食事形態、運動時の腹痛「ETAP」など、スポーツと消化器に関する貴重なお話をたくさん聞くことができました。

烏山先生ありがとうございました!

オンラインセミナーの反響!

今回のセミナーも多くの反響がありましたのでそのうちの一部を紹介します。

 

皆さんおっしゃっている通りで、論文などのデータも出しつつ、それなのに本当にわかりやすく、例え話などを用いながらかみ砕いて説明してくださって、とても勉強になりました。

ちなみに、ビリーさんというのは、小腸の絨毛「villiのことです。

次回のSpolinkオンラインセミナーについて

大好評のSpolinkオンラインセミナーですが、次回は5月21日(木)21:00  からです!

今回とは開始時間が異なるので皆さんお気をつけ下さい。

テーマは「アスリート貧血予防のための栄養と休養」について。

今回講師を務めてくださった烏山先生も「スポーツ内科は栄養士さんの存在なしでは成り立たない。むしろそんなことを言うのもおこがましいくらい。」とおっしゃっていましたが、次回はそんな栄養がテーマですね。

講師には、鹿屋体育大学講師で(株)KAGO食スポーツ・代表取締役社長の長島美央子先生をお迎えしてお届けします。

烏山先生もお知り合いということでしたが、管理栄養士、公認スポーツ栄養士、体育学博士などさまざまな資格をお持ちで、さらには大学講師で会社社長ともなると、どんな方なのか非常に楽しみですね!

オンラインセミナーは誰でも無料で参加できますので是非一緒に勉強しましょう!

申込みはこちらから

第1期メンバーの募集を終了しました。

先日締め切りましたSpolinkJAPANメンバー募集への多数のご応募、誠にありがとうございました。

また、拡散にご協力頂いた方々へも御礼申し上げます。

応募者の方々へは近日中に結果をご連絡致しますので今しばらくお待ち下さい。

今後ともSpolinkJAPANをよろしくお願い致します。

 

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