セミナーレポート 第11回 命を守るスポーツ指導安全講習会
皆さまこんにちは、SpolinkJAPANブログ班 近 凜太郎です。
先日、格闘技ドクターをされている二重作先生による
『第11回 命を守るスポーツ指導安全講習会』に参加させていただきました。
【第11回命を守るスポーツ安全指導講習会&テスト】
「スポーツにおける心臓震盪をどうやって予防していくか?」
その答えは「問いを持ち続けて技術体系を再構築する」ことではないでしょうか。そこにか競技レベル向上のヒントがたくさん見つかるはずです。 pic.twitter.com/vcPdRMgGiC
— 二重作 拓也 (@takuyafutaesaku) October 22, 2020
命とスポーツの関係性
今回、二重作先生の講義を受けて一番に思ったことは
「命」と「スポーツ」の関係性はとても密接であるとことです。
この講義では心臓震盪、内科的疾患、慢性外傷性脳症(パンチドランカー)などが取り上げられ、その中でも心臓震盪を知っておくことに、とても重要性を感じました。
心臓震盪は、心臓に対しタイミング悪く(T波のタイミング)に外力が加わった時に心停止を起こしてしまうものなので、小さな外力でも起こる可能性があります。
このことから、自分が経験してきたスポーツを振り返ると
野球やフットサルなどの球技では、胸でボールを止めたり、トラップしたりする時
球技以外スポーツでも柔道やパルクールなどでは受け身があり、受け身を失敗した時
心臓に衝撃を与えてしまう危険性がありました
そのため、スポーツを行うにあたり、どの競技でも命を脅かす危険性があると言えます。
この心臓震盪を予防するためには、心臓の近くに外力をもらわないようにすることが大事になります。
ディスカッション
ディスカッションでは、この心臓の近くで外力にもらわないようにするために
技術体系の再構築が必要であることについて話し合いました。
まだ、見直しできてないものや、知られていないところが多いとのこと
今後スポーツをより安全に、より楽しく行うため、技術体系の再構築はに関しては、自分自身とても必要だと感じました。
また、心臓震盪が起きた際の、AEDの必要性を学びました。
このAEDの使い方やAEDが来るまでの対応については知らなかったことばかりで
『知ってる』と『知っていない』では倒れた人の命を救えるかどうか関わってると感じました。
今後守れる命を助けるためにも、今回得た知識を整理して、実際のスポーツ現場で活用できるよう準備しておく必要があると感じました。
子供の命を守るために
講義を受け、改めて子供の命を守るのは大人なのだと実感しました。
子供は大人と違い成長していき、筋肉や骨、関節は15歳ごろから育ち始め、20歳前後に完成していきます。
近年、オーバートレーニングが社会的にも重要視されており、小学生や中学生に無理な筋力トレーニングをさせている話を耳にします。
また、自分自身も中学時代を振り返ると、成長にあってない練習をしていたように思います。
これからの子供の命を守る、怪我をさせないためにも、成長に合わせた練習を、大人が提供していく必要があると感じました。
そのためにも、二重作先生の格言として挙げられていた
『子供は大人のミニチュアではない ライフ・ファースト キッズ・ファースト 子供の心と体を知ることは大事』
この言葉の通り、子供たちの命や生活のために、子供の心と体をまずは大人のである自分たちが理解することで安全で楽しくスポーツを行なえるのではないかと感じました。
学生として参加して感じたこと
最後に、学生として参加させていただき、スポーツに関わっていきたいと思っている身としては、必須になってくるものばかりでした!
そして、同時に自分の知識不足を痛感
これから、もっと学ぶ決意を新たにしました。
また、この『命を守るスポーツ指導安全講習会』を多くの方に知ってもらうことで
より安全でより楽しいスポーツを行える環境を作ることができるのではないかと思いました。
特に、自分と同じように、これからスポーツに関わっていきたい学生
是非参加してください、子供やスポーツを安全に楽しむ環境を作りましょう
【スポーツ安全指導推進機構より重要なお知らせ】
SNS医療のカタチ ドクター陣のご厚意により本映像の「命を守るスポーツ安全指導講習会&テスト」公式テキスト化が決定。先生方のお気持ちに心から感謝です。@otsukaman @ped_allergy @Dr_yandel @keiyou30 @SNS41010441 https://t.co/4kc7SFx5vK— 二重作 拓也 (@takuyafutaesaku) June 24, 2020
以上ブログ班の近でした。