皆さんこんにちは。
Spoloink JAPANコアメンバーのいっきゅー医学生(@ikkyusportsdr)です。
医学部4年生が実習に出るための関門となるCBTというテストに追われていたため、久しぶりのブログ更新となりました。
思ったような点数が取れなかったのですが、人生はトライ&エラーだと思って切り替えて頑張っていきたいです!
第20回Spolinkオンラ/インセミナーが開催されました!
今回は「アスリートとウエイトトレーニング~ウエイトトレーニングの必要性~」というテーマで
米国ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー 山城聖也さん
をお招きし、ウエイトトレーニングやウエイトリフティングという競技についてお話して頂きました。
山城さんの経歴が凄い!
講師の山城さんは高校一年生からウエイトリフティングの選手として活躍しており、高校三年生のインターハイで準優勝、国体で優勝、そしてスポーツ推薦で入学した法政大学ではインカレのレギュラーで2度の団体優勝という素晴らしい経歴をお持ちです!
二年前の福井国体でも準優勝されているバリバリ現役の選手でもあります。
また、山城さんはTwitterで#挙活 という言葉を生み出していて、多くのフォロワーさんがウエイトトレーニングをしている動画を投稿し、山城さんがフォームの指導やアドバイスをされています。
ウエイトリフティングやウエイトトレーニングに少しでも興味がある人はこのハッシュタグを使えば山城さんが飛んできてくれるそうです(笑)
山城さんの出身の沖縄ではウエイトリフティングが盛んなそうですが、私は周りにウエイトリフティングに関わる人が全くおらず、以前は恥ずかしながらウエイトリフティングがどういう競技なのかもあまり知りませんでした。
山城さんのTwitterでは動画を用いてウエイトリフティングの挙げ方の解説やスクワットなどのトレーニング方法を動画を用いて解説してくださっているので興味がある方はフォローしてみてください!
ウエイトリフティングについての誤解!?
ウエイトリフティングをやると遅くなる、身長が低くなる、大きな怪我が多いというようなイメージがあるようです。
重い重量を持ち上げるにはかなりの瞬発力が必要なので階級が大きい選手ほど早いそうです。
力士が意外と足が速かったり、ハンマー投げの室伏広治選手が立ち幅跳びの世界記録を更新したことがあるのを考えればこのイメージが誤りなのも納得できますね。
身長が低くなるというのも特に因果関係は無く、身長も180㎝を超える選手が普通にいるようです。
最後の大きな怪我が多いというイメージがある一因として数年前のオリンピック選手がたまたま試合で脱臼した映像が放映されてしまった影響があるかもしれないということでした。
私も体重の倍以上を挙げるような競技なので大きな怪我が多いイメージでしたが、山城さんは骨折や脱臼を試合会場で見たことは無いそうです。
動画でバーベルを上げるのに失敗した際の対応の仕方を見ることができ、大変参考になりました!
どんな競技でもそうですが、実際に第一線で活躍されている方の解説はとても貴重でした。
また、ケンビキという背部や前胸部の痛みを表すウエイトリフティング特有の表現があるということを教えていただきました。
このような競技特有の他の競技者に伝わらないような言葉は他にもあるかもしれませんね、いつかまとめてみたいです…
なぜスポーツ選手にウエイトトレーニングが必要なのか?
これは私も頭では理解していたつもりなのですが、山城さんがシンプルにまとめて言語化していました。
競技によって走る、投げる、蹴る、跳ぶなど様々な要素がありますが、そのすべては最大筋力に依存するためにウエイトトレーニングが必要
ということです。
どんな種目のどんな動作も最大筋力が関わっているのでウエイトトレーニングをやって損は無いですよね!
競技そのものの練習と違って、ウエイトトレーニングは競技が上手くなるように直接的に関わっているわけではないのでやりたくないという選手の気持ちも分かりますが、重要性を根気強く伝えていくのが重要ですね!
その後はスクワットやクリーンなどのやり方を画像を用いて解説して頂きました。
私にはクリーンやスナッチのようなトレーニングはなじみが無かったのですが、非常にわかりやすくトレーニングに取り入れてみようと思いました!
これは私が説明するより実際に見ていただきたいので見逃した方はこちらから動画をご覧になるか山城さんのTwitterをフォローしてみてください!
参加された方の感想
今回はウエイトトレーニングの必要性というテーマで指導者や保護者、選手にも聞いて欲しいような講義となっていました。
現場では、必ずしもウエイトルームがあるわけじゃなく、工夫を凝らしてウエイトを実施しています。
基礎筋力を高めておくことで競技力向上や傷害予防に繋がります。#SpolinkJAPAN https://t.co/ekYLPwPkEM— keisuke_yanagiya (@1007_nagi) September 10, 2020
https://twitter.com/yasuhirade/status/1304330978261860354?s=21
本当に勉強になりました。
理学療法士ってインナーマッスルとかコアスタビリティとかが好きで、あんまりウェイトトレーニングを重要視していない傾向にあると感じる(偏見)のですが、やはりパフォーマンスアップの為にはウェイトで負荷をかけることは大切だなと再認識できました。 https://t.co/Vbe1DiXrZn— 理学療法士taka (@ptmatchbox20) September 11, 2020
次回のSpolinkオンラインセミナーについて
次回のSpolinkオンラインセミナーは9/17(木)21:00~
「S&Cコーチとは~その役割とスポーツ医療専門職との関わり」
というテーマで京都産業大学男子バスケットボール部S&Cコーチの池田克也さんを講師としてお招きし、お話しいただきます。
S&Cコーチがどう現場に関わっているのか、他職種とどう連携しているか知る良い機会ですね!
お申し込みはこちらからお願いします。